【イカ類】
現在20種類

和名 アオリイカ・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 ヤリイカ(ジンドウイカ)科
別名・地方名 ミズイカ・クツイカ・モイカ・バショウイカ
分布 西部太平洋の温暖な海域に生息する。
日本では東北以南に分布する。
生息域 沿岸に生息する。
日本の主な産地 愛知・三重・和歌山・石川・福井・福岡ほか
撮影場所・仕入先 紀伊長島漁港
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★  美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・フライ・天ぷら・炒め物
産卵期は夏で、湾内の海藻に卵を産み付ける。食感は良く、甘みもある。
卵は1尾あたり120〜250個産み、一箇所に産み付けたら安心する為か?他の雌も同じ場所に産み付け
る習性がある。

和名 アカイカ・・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 アカイカ(スルメイカ)科
別名・地方名 ムラサキイカ・ゴウドウイカ・バカイカ・メダマ
分布 暖海域から冷水域まで広範囲に生息する。
生息域 外洋、沖合い、沿岸に生息する。
日本の主な産地 新潟・石川・福井・島根・千葉・ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 フライ・天ぷら・バター焼き・照焼・唐揚げ・炒め物
生はあまり市場に出回らない。写真のアカイカは福井県敦賀産です。スルメイカを巨大化したようで色が
紫色をしていることでムラサキイカとも呼ばれている。冷凍の輸入が多く、ロールイカとして販売されてい
るのがこの種のイカです。ペルー産などが多い。大きさは50cm以上にもなる。

和名 カミナリイカ・・・・・・・・・
種別 コウイカ目 コウイカ科
別名・地方名 モンゴウイカ・マルイチ・ギチョウイカ・コブイカ
分布 房総半島から九州、東シナ海にかけて分布する。
生息域 沿岸に生息する。
日本の主な産地 千葉・静岡・和歌山・高知・鹿児島・長崎ほか
撮影場所・仕入先 福岡魚市場
珍烏賊魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・フライ・天ぷら・炒め物・唐揚げ・寿司
モンコイカ、モンゴウイカと呼ばれていることが多い。甘みもありモッチリして美味しいイカです。

和名 ケンサキイカ・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 ヤリイカ(ジンドウイカ)科
別名・地方名 アカイカ・シロイカ・メヒカリ・マルイカ
ブドウイカ・ゴトウイカ
分布 日本海・本州中部から東シナ海に分布する。
生息域 沿岸を群れで回遊する。
日本の主な産地 北海道・新潟・石川・鳥取・島根・山口・福岡
長崎・千葉・静岡・和歌山・愛媛ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・寿司・フライ・天ぷら・炒め物・唐揚げ
やりイカに似るが胴がやや太い。ヤリイカと同様甘みがあり美味しい。
価格もヤリイカとほぼ同じぐらいで取引されている。旬は冬です。

和名 コウイカ・・・・・・・・・・・
種別 コウイカ目 コウイカ科
別名・地方名 ハリイカ・スミイカ・マイカ
分布 関東以南から九州・山形以南から朝鮮半島に分布する
生息域 沿岸に生息する。
日本の主な産地 千葉・東京・神奈川・愛知・和歌山・長崎ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・寿司・フライ・天ぷら・炒め物・唐揚げ
味は甘みがあり、モッチリとしている。産卵期は5月頃です。旬は春です。

和名 コブシメ・・・・・・・・・・・
種別 コウイカ目 コウイカ科
別名・地方名 −−−
分布 奄美諸島からインド洋に分布する。
生息域 熱帯の珊瑚礁に生息する。
日本の主な産地 沖縄ほか
撮影場所・仕入先 沖縄牧志公設市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・フライ・唐揚げ・天ぷら・炒め物
日本最大のコウイカで、50cmにもなる。旬は秋から冬です。

和名 シリヤケイカ・・・・・・・・・
種別 コウイカ目 コウイカ科
別名・地方名 ハリナシ・コウイカ・シリクサリ・ツベグサレ
分布 関東以南、富山湾以南から九州にかけて分布する。
生息域 沿岸、内湾に生息する。
日本の主な産地 静岡・愛知・三重・和歌山・岡山・香川・愛媛・広島
山口・宮崎・鹿児島・石川・島根・福岡・長崎ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★  ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★  ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・炒め物・フライ・唐揚げ・煮付け
シリヤケと言う名は、後端にある棘のある部分に棘がなく、ここから茶色の分泌液を出している。
茶色に汚れていることでこの名が付いたようです。身はやや硬めです。

和名 ジンドウイカ・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 ヤリイカ(ジンドウイカ)科
別名・地方名 ヒイカ・コイカ・メトイカ
分布 太平洋側の三陸以南から九州、日本海西部に分布する
生息域 沿岸性
日本の主な産地 福島・千葉・静岡・愛知・三重・和歌山・高知ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・焼き物・炒め物・フライ・煮付け
10cm程度の小さなイカで、『コイカ』、『ヒイカ』と呼ばれることが多い。
市場にも多くはないが出回っている。

和名 スルメイカ・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 アカイカ(スルメイカ)科
別名・地方名 マイカ・ムギイカ
分布 日本各地に分布する。
生息域 沿岸ややや沖合いを回遊する。
日本の主な産地 日本各地
撮影場所・仕入先 紀伊長島漁港
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・焼き物・炒め物・フライ・沖漬け・姿焼き
日本で一番食されているイカで、漁としては日本海側が多いが、太平洋側でも生息する。
アニサキスと言う寄生虫がいる事で刺身にする際はよくチェックすることが大切。
生きたまま醤油に漬ける、いか沖漬けは美味い。旬は秋から冬です。

←体内です。
和名 ソデイカ・・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 ソデイカ科
別名・地方名 タルイカ・オオトビイカ・ウシイカ
分布 日本海兵庫、島根沖以南から南西諸島、太平洋、大西洋海域と広く分布する。
生息域 沖合いを回遊する。
日本の主な産地 兵庫・鳥取・島根・長崎・沖縄ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・フライ・唐揚げ・寿司
大型種のイカで、20Kgで1mを越すものもある。身は刺身で、ミミ部は加工品で流通している。
冷凍での流通も多い。日本海には黒潮から対馬海流にのって入り込んでくる。

ダイオウイカ・・・・・・・・・
種別 開眼目 ダイオウイカ科
別名・地方名 −−−
分布 北アメリカやヨーロッパ付近の大西洋、ハワイ島付近、日本では小笠原諸島なと広い範囲に生息する。
生息 深海に生息する。
日本の主な産地 日本海側で発見された例がある。
撮影場所・仕入先 沖縄美ら海水族館
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ 臭みが強く食用にはされていない。
北アメリカやヨーロッパ付近の大西洋、ハワイ島付近、日本では小笠原諸島などの広い範囲で発見例がある
りますが深海に棲息する為、全体としては発見数が少なくのが現状で、台風によって浜辺に打ち上げられた
り、死骸が漂着するなどの発見例が殆どです。このごろ日本近海(特に日本海)で。生きたまま発見された例
があります。
塩化アンモニウムが大量に含まれている為か身の味には独特のえぐみや臭みがあり、食用にはむかない。

和名 タコイカ・・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 テカギイカ科
別名・地方名 −−−
分布 北海道沖に分布する。
生息域 沿岸、やや沖合いに生息する。
日本の主な産地 北海道ほか
撮影場所・仕入先 北海道花咲漁港
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 フライ・バター焼き・唐揚げ・炒め物
普通イカ同様足が10本あるが、発育途上で触腕が切れて失われ、親になった時点で8本になってしまうこ
とからこの名が付いたようです。
まとまって水揚げされることは少なく、市場へ出回ることも殆どないことで珍しいイカです。

和名 テナガコウイカ・・・・・・・・
種別 コウイカ目 コウイカ科
別名・地方名 コウイカ
分布 本州中部から東シナ海に分布する。
生息域 水深100〜300mに生息する。
日本の主な産地 神奈川、高知、鹿児島ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身、フライ、唐揚げ、天ぷら
稀に底引き網などにかかることがあるが、数が少ないことから市場へ出回ることは殆どない。
背前端は著るしく突出していることからテナガコウイカと名付けられたようです。
味はよいので新鮮であれば刺身で食べると美味い。

和名 ドスイカ・・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 テカギイカ科
別名・地方名 −−−
分布 北海道以北のベーリング海、日本海に分布する。
生息域 やや深海に生息する。
日本の主な産地 北海道ほか
撮影場所・仕入先 北海道羅臼漁港
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 フライ・バター焼き・唐揚げ・炒め物
胴長30センチぐらいになるスルメイカ型のイカで、北海道に多く分布する。
身が柔らかすぎて以前は人気がなかったが、この頃は人気も出てきた。
入荷量は多くないため市場へはあまり出回らないのが現状です。

和名 トビイカ・・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 アカイカ(スルメイカ)科
別名・地方名 −−−
分布 太平洋からインド洋にかけての暖海域に分布する。
生息域 沿岸からやや沖合いを回遊する。
日本の主な産地 沖縄ほか
撮影場所・仕入先 沖縄牧志公設市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 フライ・バター焼き・唐揚げ・炒め物
筋肉質のイカで、敵に襲われるとジェット噴射で海中から海上に飛び出し滑空する。
太平洋からインド洋の暖海に生息し、船で航海中に船に驚きトビウオ同様飛び上がる姿が見れることもあ
る。

和名 ベイカ・・・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 ヤリイカ(ジンドウイカ)科
別名・地方名 ベカ
分布 瀬戸内海、九州、朝鮮半島、中国に分布する。
生息域 沿岸に生息する。
日本の主な産地 岡山・広島・山口・長崎ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 煮付け・ボイルして酢味噌で食べる。
体長6〜7センチぐらいの小型のイカですが、市場への流通は時々ある。
甘辛く煮付けたりすると美味しい。旬は春です。

和名 ボウズイカ・・・・・・・・・・
種別 コウイカ目 ダンゴイカ科
別名・地方名 ミミイカ
分布 日本海に多く分布する。
生息域 沿岸に生息する。
日本の主な産地 島根・兵庫・福井・石川・新潟ほか
撮影場所・仕入先 金沢漁港
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 煮付け・ボイルして和え物・刺身
市場に出てもあまり人気はないが、煮て食べると美味しい。
10cm位の小型のイカです。

和名 ホタルイカ・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 ホタルイカ(ホタルイカモドキ)科
別名・地方名 マツイカ
分布 日本海各地に分布する。
生息域 沿岸に生息する。
日本の主な産地 新潟・富山・石川・福井・兵庫・鳥取・島根ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。生食は寄生虫に注意が必要です。
食べ方 刺身・天ぷら・ボイル・沖漬け・和え物
北海道から九州に分布するが、特に日本海側で富山湾や山陰沖がよく水揚げされる。
体表に発光器があり、暗闇でホタルのように光る事からこの名が付いた。
体長は7cm程度と小さなイカです。

和名 ミミイカ・・・・・・・・・・・
種別 コウイカ目 ダンゴイカ科
別名・地方名 ダンゴイカ
分布 日本の太平洋側、瀬戸内海に分布する。
生息域 潮溜まりなどの浅瀬から水深200mに生息する。
日本の主な産地 愛知・三重・和歌山・岡山・広島・香川・愛媛ほか
撮影場所・仕入先 豊浜漁港
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 豊浜漁港
食べ方 煮付け・ボイルして和え物
小型のイカ(4〜5cm位)で、太平洋側、日本海側で水揚げされるが、沢山の水揚げはなく市場へあまり出
回らない。

和名 ヤリイカ・・・・・・・・・・・
種別 ツツイカ目 ヤリイカ(ジンドウイカ)科
別名・地方名 ササイカ・サヤナガ・テッポウ・テナシ
分布 北海道南部から九州にかけての日本海に多く分布する
三陸、房総沖にも分布する。
生息域 沿岸を回遊する。産卵期は岩礁域で卵を産む。
日本の主な産地 北海道・新潟・石川・島根・山口・福岡・長崎ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍烏賊度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・天ぷら・煮付け・和え物・炒め物・唐揚げ
産卵は春で、岸に近づき海底に卵を産む。
味は甘みがあり美味い。取引価格は高いが、食べる価値のあるイカです。
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