【海藻類】
現在15種類
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和名 |
アカモク・・・・・・・・・・・ |
種別 |
ヒバマタ目 ホンダワラ科 |
別名・地方名 |
ギバサ・ギンバソウ・ナガモ・ナガラモ |
分布 |
北海道(東部を除く)日本各地から朝鮮半島、中国及びベトナム北部に分布する。(日本海側に多い) |
生息域 |
漸深帯(浅海)に生育する。 |
日本の主な産地 |
秋田、新潟、富山、石川、京都、島根、福岡ほか |
撮影場所・仕入先 |
氷見漁港 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物・味噌汁・佃煮 |
1年生で秋から冬に生長し4〜7メートルの長さになる。
湯通しすると緑色になり細かく刻むと粘りが出て三杯酢をかけて食べると美味しい海藻です。
下の画像が三杯酢をかけたアカモクで、上の画像が生の状態です。
ポリフェノール、フコイダン、フコキサンチン、各種のミネラル、食物繊維を豊富に含み、健康食品として
注目をあびている。 |
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和名 |
ウスバアオノリ・・・・・・・・ |
種別 |
ナガマツモ目 ナガマツモ科 |
別名・地方名 |
−−− |
分布 |
日本各地に分布する。 |
生息域 |
砂利混じりの砂浜に生育する。 |
日本の主な産地 |
日本各地 |
撮影場所・仕入先 |
南知多の海岸 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物・味噌汁・吸い物 |
海岸の砂浜に普通に見られる。長さ5〜20cm幅は2〜5cm位です。 |
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和名 |
オキナワモズク・・・・・・・・ |
種別 |
ナガマツモ目 ナガマツモ科 |
別名・地方名 |
モズク |
分布 |
南西諸島に分布する。 |
生息域 |
潮下帯に生育する。 |
日本の主な産地 |
沖縄ほか |
撮影場所・仕入先 |
沖縄牧志公設市場 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物・雑炊・味噌汁・吸い物 |
沖縄で養殖されていることが多い。高さ20〜50cm
全国で販売されているモズクの大半がこの種です。 |
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和名 |
カジメ・・・・・・・・・・・・ |
種別 |
コンブ目 コンブ科 |
別名・地方名 |
アラメ・ノロカジメ |
分布 |
本州中部の太平洋沿岸から九州に分布する。 |
生息域 |
水深2〜10mに生育する。 |
日本の主な産地 |
福岡・長崎・大分ほか |
撮影場所・仕入先 |
福岡魚市場 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物・和え物・佃煮 |
高さ50〜100cm
写真は刻んで加工されたものです。春が美味しい。 |
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和名 |
キリンサイ・・・・・・・・・・ |
種別 |
スギノリ目 ミリン科 |
別名・地方名 |
リュウキュウツノマタ |
分布 |
伊豆諸島、九州から南西諸島に分布する。 |
生息域 |
潮下帯に生育する。 |
日本の主な産地 |
鹿児島・沖縄ほか |
撮影場所・仕入先 |
沖縄牧志公設市場 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物・サラダ |
高さ15〜30cm。キリンサイは日本に5種類が知られている。 |
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和名 |
クビレツダ・・・・・・・・・・ |
種別 |
イワツダ目 イワツダ科 |
別名・地方名 |
ウミブドウ |
分布 |
南西諸島に分布する。 |
生息域 |
潮下帯に生育する。 |
日本の主な産地 |
沖縄ほか |
撮影場所・仕入先 |
沖縄残波 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
サラダ・寿司・酢の物 |
一般的にはウミブドウと呼ばれている。プチプチした食感が人気で、サラダや三杯酢で食べると美味しい。
お寿司でもあうが早く食べないといけない。 |
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和名 |
ヒジキ・・・・・・・・・・・・ |
種別 |
ヒバマタ目 ホンダワラ科 |
別名・地方名 |
ヒジキモ・ヒズキモ |
分布 |
日本各地に生息する。 |
生息域 |
潮間帯中部に生育する。 |
日本の主な産地 |
福島・茨城・千葉・静岡・愛知・三重・和歌山ほか |
撮影場所・仕入先 |
北勢市場 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
和え物・サラダ・煮物・ヒジキご飯 |
ヒジキは、カルシュウム、ナトリュウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛等を豊富に含み栄養価が高い海藻
です。油揚げ、ニンジン、大豆と一緒に煮ると栄養価が更に増す。 |
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和名 |
ヒトエグサ・・・・・・・・・・ |
種別 |
アオサ目 ヒトエグサ科 |
別名・地方名 |
アオサ |
分布 |
日本各地に分布する。 |
生息域 |
潮間帯の上から中部に生育する。 |
日本の主な産地 |
静岡・愛知・三重・和歌山・高知・愛媛・長崎ほか |
撮影場所・仕入先 |
北勢市場 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物・雑炊・味噌汁・吸い物・佃煮・天ぷら |
日本各地に普通に見られます。直径は5〜10cm。
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和名 |
ヒロメ・・・・・・・・・・・・ |
種別 |
コンブ目 チガイソ科 |
別名・地方名 |
オオバワカメ |
分布 |
房総半島から紀伊半島、四国、九州の太平洋側に分布する。 |
生息域 |
内湾の深所に生育する。 |
日本の主な産地 |
千葉・三重・和歌山・高知ほか |
撮影場所・仕入先 |
紀伊長島漁港 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物・味噌汁・吸い物・サラダ |
春になると出回りますが生息範囲が限られていることから、わかめと違い出荷量が少ない。
紀州では春になると水揚げはありますが少ないことから地元消費されあまり地方には出回っていません。
食べてみましたが、わかめと比べると風味は少ないが歯ごたえはあります。
わかめの代用品として出回ることもありますが、流通量は少ないようです。 |
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和名 |
フクロノリ・・・・・・・・・・ |
種別 |
カヤモノリ目 カヤモノリ科 |
別名・地方名 |
−−− |
分布 |
日本各地、ベーリング海、オーストラリアなど広く分布する。 |
生息域 |
潮間帯の岩場や磯などに生息する。 |
日本の主な産地 |
日本各地の岩場、磯で見かけるが市場には出回らない |
撮影場所・仕入先 |
片名漁港 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
食べない。 |
磯で見つけるネバリモと似ているが、ネバリモはつぶすと内側が粘りを持つが、フクロノリは持たない。
磯、岩場やテトラポットなどに付いているので見かける事は出来ます。
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和名 |
マフノリ・・・・・・・・・・・ |
種別 |
カクレイト目 フノリ科 |
別名・地方名 |
フノリ |
分布 |
日本各地に分布する。 |
生息域 |
潮間帯の上部に優占して生育する。 |
日本の主な産地 |
岩手・宮城・福島・千葉ほか |
撮影場所・仕入先 |
名古屋市場 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
味噌汁・サラダ |
高さ3〜8cm。味噌汁に入れるととろみが出て美味です。
殆どが水分ですが、ナトリウムを多く含む健康食品です。 |
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和名 |
マメタワラ・・・・・・・・・・ |
種別 |
ヒバマタ目 ホンダワラ科 |
別名・地方名 |
−−− |
分布 |
本州太平洋側・南部,四国,九州,本州日本海岸、朝鮮半島に分布する。 |
生息域 |
低潮線付近から潮下帯の岩上に生育する。
港内の浅いところでもみられる。 |
日本の主な産地 |
本州から四国、九州など |
撮影場所・仕入先 |
尾鷲漁港 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
食べない。 |
尾鷲漁港の海底で沢山見かけました。海面にも漂っていて釣りをしていると針にかかってしまいます。
2m位まで成長する。名前のごとく、豆のような物が沢山付いているのが特徴です。
茎の部分は多年生で初夏に成熟する。 |
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和名 |
ミル・・・・・・・・・・・・ |
種別 |
イワズタ目 ミル科 |
別名・地方名 |
−−− |
分布 |
世界の熱帯から温帯の海に広く分布する。 |
生息域 |
浅い海中(干潮線より下)の岩礁上などに生育する。 |
日本の主な産地 |
愛知、三重、和歌山ほか |
撮影場所・仕入先 |
片名漁港 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物、キムチの具材(韓国) |
この頃は食べる習慣はあまりありませんが、一般的な食用海藻で食べる事が出来る。
独特の色は「海松色」と呼ばれ、外形を象った「海松模様」も用いられた。
成長すると約40cmほどになる。伊勢神宮にお供えされる海藻にも含まれる。 |
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和名 |
モズク・・・・・・・・・・・・ |
種別 |
ナガマツモ目 モズク科 |
別名・地方名 |
ホソモズク・モゾコ・キヌモズク |
分布 |
日本各地(日本海側に多い)に分布する。 |
生息域 |
潮下帯に生育する。 |
日本の主な産地 |
新潟・石川・福井・京都・兵庫・島根ほか |
撮影場所・仕入先 |
名古屋市場 |
珍藻度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
酢の物・雑炊 |
高さ15〜40cm。ホンダワラの藻に着生することで『モズク』と名付けられたようです。
細モズクとして流通していて、オキナワモズクに比べると粘液性に富み、柔軟である。
咽喉ごしもよく味も良い。オキナワモズクに比べると高値で取引されている。 |
下の画像は
メカブと呼ばれる部分です。
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和名 |
ワカメ・・・・・・・・・・・・ |
種別 |
コンブ目 チガイソ科 |
別名・地方名 |
ニギメ |
分布 |
太平洋側は室蘭以南、日本海側は北海道以南に分布 |
生息域 |
潮下帯に生育する。 |
日本の主な産地 |
岩手・宮城・福島・千葉・静岡・愛知・和歌山
新潟・石川・福井ほか |
撮影場所・仕入先 |
片名漁港・豊浜漁港 |
珍魚度 |
一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい |
味の評価 |
不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い |
毒の有無 |
無毒です。 |
食べ方 |
味噌汁・サラダ・酢の物 |
ワカメの胞子葉の部分メカブとして販売されている。茶色がサッと湯通しすると緑色になる。海藻類ではも
っとも知られているワカメは栄養価も高く人気がある。 |
イカ類 タコ類 エビ類 カニ類 貝類 その他 魚の寄生虫
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