大黒岩の垂れ幕に書かれていた。
『陸上自衛隊久居駐屯地・レンジャー部隊・降下訓練展示中』
本谷へザイル降下する隊員の姿は朝陽台やロープウエイから良く見えそうだ。2年前に偶然に出合ったが秋の恒例行事らしい。スピーカーが騒がしい前回に比べ、静かにやっている。それでも同僚のはげまし(罵声?)の言葉を浴びながらの訓練です。
紅葉のシーズン。中道はキレットの西側が美しかった。
胸突き八丁の登りに取り付くと、誰が奏でるのか、キレット付近から笛の音。オカリナかな?
北尾根を登ったが、まだ紅葉には早いようだ。
そして、相変わらず山頂には登山者が多い。今日もパラグライダーで飛び出して行く若者達がギャラリーを集めている。付近のササ原には紫色のリンドウが咲いていた。
西穂高はガスの中。そういうものだ。
雨の予報だったが、午後からは回復するとのこと。遅めに自宅を出発した。
運転しながらラジオを聞いていると、CBCラジオのレポーターが御在所岳を目指しているとのこと。カモシカセンター付近で見かけたが、女性3人のチームだった。
先週に続いて、中道から登る。上部はガス。時々小雨。雷鳴がしたので一ノ谷新道を急いで降りた。
アカヤシオの花は、中道のキレットより下部では散ってしまった。しかし、鎖場付近から山頂までは開花しており、山頂付近でほぼ満開の状態だった。
久しぶりの御池岳。登山者が多い。今年はやはり残雪が多く、コグルミ谷の上部、丸山周辺の登山道は雪道だった。コグルミ谷入口の登山届ポストには、昨年、土石流が発生した坂本谷への下山禁止の表示があった。幸いにコグルミ谷は荒れた様子がない。
先週の雪でようやく鈴鹿の山も冬らしくなった。しかし、積雪量はまだ少ない。裏道の国見峠付近のササ道も、いまだササの間を歩く状態だ。
山頂三角点に人の気配なし。吹雪いており視界が真っ白になってきたが、遊歩道をカップルが歩いている。たいしたものだ。
帰路、大石公園から鳥居道駐車場まで東海自然歩道を歩いた。蒼滝の駐車場を過ぎると、湯の山水産センター前から地道の自然歩道になる。上り下りがあるので結構疲れた。スカイラインを歩いた方がよほど楽だ。
一等三角点には「高塚山古墳」「北別所字高塚」の標柱があった。三角点は竹林に囲われて展望なし。
2000年の初登山。少し遅くなってしまった。
暖冬とはいえ、雪がまったく無い。先月23日にあった雪は溶けてしまった。風も穏やかで、冬のものといえば8合目以上で霜柱が目立つだけ。