東京・お茶の水で講習会。昼休みはオニギリで我慢して、茗溪堂で山の本を漁った。結果、二冊を購入、一冊は見送り。
購入の内の一冊は写真集「御池岳・憧」(近藤郁夫)、鈴鹿の本と対面すると買ってしまう。見送りは重そうな「ザイルに導かれて・登山家石岡繁雄の半生」。今日のカバンは重く、財布は軽い。
西藤原小学校の西、農協の南側あたりにサクラが咲いている。不思議に思っていたが、こんな説明書があった。
「私は俗名・小美冬桜(こびとざくら)と申します。今年は9月16日に一輪花びらをつけて未だに咲き続けております。昨年は8月16日~3月25日まで咲き続けておりました」
月の出を見ようと御在所岳・中道を登れども、東の空には靄。失望して地蔵岩の手前から夜道を引き返した。
冴えた月を見られるのは、やはり10月だろうか。
朝日新聞によれば、日帰り登山では2割近くの事故が午後2時台に集中することが、山岳保険・共済の支払いデータの分析で判明したとのこと。
昼食後の下山中であり、「疲れより注意力や集中力の低下」を事故原因としている。(関西大学・青山教授(危機情報学))
自宅周辺のサクラも満開に近い。雨が降らぬうちと近い鈴鹿の山へ出かけたが、すでにミスミソウの花は雨に濡れていた。また来年。
午後から鈴鹿の山へ出かけたが体調不良。風邪らしい。
帰路に自動車で楓谷へ立ち寄ると、通行止の看板が見当たらない。しかし、四日市観光協会には、未だに『宮妻峡通行止めとヒュッテの営業休止』がある。
月曜日の午後から入道ヶ岳へ出かけた。釈迦ヶ岳以北には青空が見えたが、この付近には雪雲が流れ込んでおり、目的地に到着するとまた雪が降り出した。
夕刻が近いが花は開いていた。数は少ない。鈴鹿へ来れなかった週末の欲求不満はこれで解消。椿大神社では獅子舞などの神事があったはずだが、時刻が遅くて閑散としていた。
ようやく、この冬初めて雪を踏む。大貝戸道は四合目で雪道に変わるが、この時期にしては雪が少ないように思う。天気はいまひとつだが登山者は多い。
天狗岩へのトレースは良く踏まれており、持参したワカンは出番がない。スノーシュウを履いている人が多くなった。
聖宝寺道は踏んだ跡があるものの人の気配はない。谷筋が荒れて以来、さらに足下が悪くなったので仕方ないところ。六合目下の東斜面では泥道に変わり、雪とは早々にお別れとなった。2合目を過ぎたあたりで、岩や地面に血痕を見る。こんなところでも鉄砲を撃っているようだ。猟期が終了するまであとわずか。
自動車を置いた大貝戸道の藤原岳登山口休憩所では、相変わらず下水道工事が終わらないので便所を使用できないとある。昨年も同じことが書いてあったはずなのだが。