【ト】から始まる魚
現在19種類

和名 トウゴロウイワシ・・・・・・・
種別 トウゴロウイワシ目 トウゴロウイワシ科
別名・地方名 イリコザッコ・ウロコダカ・カワツ・キイワシ・コワイワシ・ソソラ・トンゴロ・トンゴロー・ハダカミ・ボライワシ・ヤマハダラ
分布 琉球列島をのぞく朝鮮半島、南日本から東シナ海、インド・西太平洋域に分布する。
生息域 岩礁に依存する傾向で沿岸域の表層を遊泳する。
日本の主な産地 三重・和歌山・高知・鹿児島ほか
撮影場所・仕入先 道瀬港
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★  ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 干物、煮付け、唐揚げ
市場へは殆ど流通しない魚です。釣りで釣れて食べる程度ですが美味しい魚です。
そのまま天日で丸干しにして、乾燥した物をフライパンで焙って食べると美味しい。
イワシと名が付くが、マイワシカタクチイワシはニシン目の魚に対して、トウゴロウイワシはトウゴロウ
イワシ目でイワシとは別物になります。

和名 トカゲエソ・・・・・・・・・・
種別 ヒメ目 エソ科
別名・地方名 エソ・オオヨソ・サドギス・ホンエソ・ミツエソ
ミツヨソ・ワニコ
分布 関東以南、新潟県以南から南シナ海に分布する。
生息域 浅海底に生息する。
日本の主な産地 千葉・静岡・愛知・和歌山・高知・新潟・石川
島根・福岡ほか
撮影場所・仕入先 紀伊長島漁港
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 練り製品
この魚は、とにかく小骨が多くそのまま食べることはない。練り製品に利用されることが多い。
味は悪くないがあまりの骨の多さにビックリするほどです。
別名ワニコと言われるように、顔が小さなワニに見えるからかもしれない。

和名 トガリエビス・・・・・・・・・
種別 スズキ目 イットウダイ科
別名・地方名 マシラア・マシラカー
分布 熊野灘以南からインド洋に分布する。
生息域 深い珊瑚礁に生息する。
日本の主な産地 和歌山・高知・鹿児島・沖縄ほか
撮影場所・仕入先 沖縄牧志市場
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 煮付け・刺身・唐揚げ
日本でのイットウダイの仲間の最大種で夜行性の肉食魚です。鱗がやや硬く調理しにくい。 
30cm位に成長する。

和名 トクビレ・・・・・・・・・・・
種別 カサゴ目 トクビレ科
別名・地方名 ハッカク・サチ・ワカマツ・ガガラミ・カクヨ
ソビヨ・トビヨ・バイギウオ・フナカヘシ・マツヨ
分布 太平洋側は仙台湾、日本海側は島根以北から北海道に分布する。
生息域 沿岸の砂泥底、岩礁域に生息する。
日本の主な産地 北海道・青森・岩手・秋田・新潟・石川ほか
撮影場所・仕入先 札幌市場
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・塩焼き
別名ハッカク(八角)と言えば分かる方が多いと思います。
北海道に多く分布し、北海道では良く見かけます。北海道以外はあまり見かけませんが、各地域の市場に入
荷することはあります。身卸しが難しいが刺身で食べると美味しい。開いて塩焼きも美味い。

和名 トゲカジカ・・・・・・・・・・
種別 カサゴ目 カジカ科
別名・地方名 モカジカ
分布 太平洋側は岩手、日本海側は新潟以北から北海道、アラスカ湾に分布する。
生息域 底近くに生息する。
日本の主な産地 北海道・青森・岩手・秋田ほか
撮影場所・仕入先 北海道花咲漁港
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 味噌汁・鍋物・唐揚げ・煮付け
50cm位に成長する。ギスカジカに似る。

和名 トゴットメバル・・・・・・・・
種別 カサゴ目 フサカサゴ科
別名・地方名 アカハチノ・アカメバル・ガシラ・タケノコ・メバル
チユウシユン・ヤナギハチメ・タケノコメバル
分布 太平洋側は青森から南日本、日本海側は新潟から朝鮮半島南部に分布する。
生息域 沿岸の岩礁域で小さな群れをつくって生息する。
日本の主な産地 青森・岩手・宮城・福島・千葉・東京・神奈川
静岡・新潟・石川ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 唐揚げ・煮付け・刺身・塩焼き
ウスメバルに似るが、トゴットメバルの方が黒い模様がくっきりしている。
卵胎生で春に仔魚を産む。味はメバルやウスメバルより大味でやや劣るようです。
市場にはあまり出回らないが、船釣りではよく釣れるようです。

和名 トケチョウチョウウオ・・・・・
種別 スズキ目 チョウチョウウオ科
別名・地方名 アンラガーサー・チョウチョウウオ・マブシ
分布 茨城県以南から太平洋の暖海に広く分布する。
ハワイにも生息する。
生息域 珊瑚礁に生息し、この種の魚はペアで行動することが多い。
日本の主な産地 和歌山・鹿児島・沖縄ほか
撮影場所・仕入先 沖縄美ら海水族館
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 観賞魚で食べない。
体長は13cm位と小型種です。水族館ではよく見かけられます。

和名 ドジョウ・・・・・・・・・・・
種別 コイ目 ドジョウ科
別名・地方名 アジメ・ウシドショ・オオマドジョウ・オドリコ
ジョショ・タドジョウ・ヌマドジョウ・ムギナ
ホンドジョウ・マドジョウ
分布 日本では北海道から琉球列島まで広く分布し、アジア大陸東部に広く分布する。
生息域 水田や湿地、周辺の細流に生息する。
日本の主な産地 日本各地
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍魚度 一般的  ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 柳川鍋・唐揚げ・蒲焼
ささがきごぼうと骨を取ったドジョウで出汁でにて溶き卵をかけて作る柳川鍋は有名な料理。
ウナギに負けないぐらい栄養豊富で夏のスタミナ源です。旬は夏です。

和名 ドブカスベ・・・・・・・・・・
種別 エイ目 ガンギエイ科
別名・地方名 カスベ
分布 北日本、北海道オホーツク海、ベーリング海に分布
生息域 水深100〜1,000mに生息する。
日本の主な産地 北海道ほか
撮影場所・仕入先 名古屋市場
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 味噌煮・唐揚げ
体長は1m位になる。産卵期は春です。

和名 トビウオ・・・・・・・・・・・
種別 ダツ目 トビウオ科
別名・地方名 アゴ・クサイ・ツバクロ・ツバサウオ・ツンバクロ
トブー・トンボ・フルセン・ホントビ・ワタフター
分布 本州中部以南から九州、五島列島にかけて分布する
生息域 外洋表層性で浮遊動物を食べています。
日本の主な産地 愛知・三重・和歌山・高知・宮崎・鹿児島ほか
撮影場所・仕入先 紀伊長島漁港
珍魚度 一般的  ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・タタキ・塩焼き
トビウオと言うだけあって、水面すれすれを400m飛んだ例もある。
トビウオをよく見るとボラによく似ています。旬は春〜夏です。産卵期は夏です。
トビウオの卵をとびっ子といって寿司ネタによく利用されています。



和名 トビエイ・・・・・・・・・・・
種別 エイ目 トビエイ科
別名・地方名 アカバト・オマエ
分布 本州、四国、九州、南シナ海に分布する。
生息域 温帯から亜熱帯の沿岸域に生息する。
日本の主な産 三重・和歌山・高知・鹿児島・沖縄ほか
撮影場所・仕入先 紀伊長島漁港
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い  ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 尾に毒針がある。
食べ方 不味
活動性が低く、海底にじっとしていることが多い。卵胎生です。
写真3枚目の尾に鋭い棘があり、注意しないといけない。刺されるとかなり痛いようです。
体長は40cmぐらいになる。繁殖期は6月〜9月です。

和名 トビヌメリ・・・・・・・・・・
種別 スズキ目 ネズッポ科
別名・地方名 ネズッポ・メゴチ
分布 新潟以南から長崎、関東以南から四国、瀬戸内海に分布する。
生息域 内湾の砂泥底や外洋に面した沿岸に生息する。
日本の主な産地 神奈川・静岡・愛知・三重・高知・広島・長崎ほか
撮影場所・仕入先 片名漁港
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 天ぷら・煮付け
体長は15cm程度の小型魚で、メゴチとして取り扱われている。
天ぷらで食べることをおすすめします。

和名 トビハタ・・・・・・・・・・・
種別 スズキ目 ハタ科
別名・地方名 マス・マスバカ
分布 南日本から南シナ海に分布する。
生息域 やや深い岩礁域から転石域に生息する。
日本の主な産地 福岡・長崎・鹿児島ほか
撮影場所・仕入先 福岡魚市場
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 刺身・煮付け・鍋物・塩焼き・唐揚げ・ムニエル
尾鰭の後縁は直線状で、眼隔域は著しく凸状です。
体色は一様に茶褐色か暗色で体側には目立つ模様はない。
体長50cm位になる。

和名 トラギス・・・・・・・・・・・
種別 スズキ目 トラギス科
別名・地方名 イモハゼ・オキハゼ・オテッカンジョイ・ケイセグズ
トラゴズ・トセハゼ・マダヨソ・ミギス・ロウクイ
分布 南日本(珊瑚礁域を除く)から朝鮮半島、インド洋に分布する。
生息域 岩礁域に生息する。
日本の主な産地 三重・和歌山・高知・長崎ほか
撮影場所・仕入先 紀伊長島漁港
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 天ぷら・唐揚げ・フライ
体長は18cm位になる。特長は、尾鰭上部が長いことです。

和名 トラフグ・・・・・・・・・・・
種別 フグ目 フグ科
別名・地方名 イカフグ・オオフグ・オヤマフグ・ゲンカイフグ
フク・ホンフグ・マフグ・モンフグ
分布 室蘭以北から太平洋側、日本海側全域と東シナ海に分布する。
生息域 水深200m以浅に生息する。
日本の主な産地 千葉・静岡・愛知・三重・和歌山・高知・大分
山口・福岡・長崎・島根・石川ほか
撮影場所・仕入先 片名漁港
珍魚度 一般的  ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 この魚は、卵巣、肝臓に毒があります。
食べ方 刺身・鍋物・唐揚げ・煮付け
フグの仲間で最も美味しいとされ高級魚です。しかし、卵巣、肝臓にテトロドトキシンという毒があり調理
する際はフグ調理免許が必要です。身は大変美味しく刺身や鍋物は最高です。養殖も盛んです。
産卵期、秋は毒が強くなる為避けた方がよい。養殖は無毒?のようだが調理の際養殖でも免許は必要です。

和名 トラフザメ・・・・・・・・・・
種別 テンジクザメ目 トラフザメ科
別名・地方名 −−−
分布 太平洋、インド洋の熱帯海域に分布する。
生息域 30mまでの岩礁域、珊瑚礁に生息する。
日本の主な産地 −−−
撮影場所・仕入先 宮津 魚っ知館
珍魚度 一般的  ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 食べることはしない。
幼魚は黄色ぽい体色にトラのような縞模様が入るが、成魚になると縞模様が分離してヒョウ柄模様になる。
英名ゼブラ・シャーク(シマウマ模様のサメ)は、幼魚の時の模様を見て付けられたと考えられる。
和名の虎斑鮫は岸上鎌吉によって命名された。体長は約3mぐらいになる。
サメとしては攻撃性はあまりなく無害とされている。

和名 トンガリサカタザメ・・・・・・
種別 エイ目 トンガリサカタザメ科
別名・地方名 −−−
分布 南日本から東シナ海、インド洋、オーストラリアの太平洋の温帯、亜熱帯に分布する。
生息域 水深50m以浅に生息する。
日本の主な産地 鹿児島・沖縄ほか
撮影場所・仕入先 沖縄美ら海水族館
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い  ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 −−−
体色は灰褐色で目のわきと項部に黒い色の小斑点がある。腹面は白い。

和名 トンガリヒゲ・・・・・・・・・
種別 タラ目 ソコダラ科
別名・地方名 −−−
分布 駿河湾以南から東シナ海に分布する。
生息域 水深250〜400mの大陸棚斜面の上部に生息する
日本の主な産地 静岡・愛知・三重・和歌山・高知ほか
撮影場所・仕入先 豊浜漁港
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ★ ★ ★ ★ ★ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 練り製品
市場に出回ることは殆どなく練り製品の原料になっていることが多い。

和名 トンボイヌゴチ・・・・・・・・
種別 カサゴ目 トクビレ科
別名・地方名 −−−
分布 東海から鹿児島の太平洋側に分布する。
生息域 水深200〜500mの砂泥底に生息する。
日本の主な産地 愛知・高知・鹿児島ほか
撮影場所・仕入先 豊浜漁港
珍魚度 一般的 ★ ★ ★ ★ ★ 珍しい
味の評価 不味い ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 美味い
毒の有無 無毒です。
食べ方 肥料用として利用されている。
伊勢湾沖のやや深い海域で摂れた魚が加えていた魚で市場には出回らない。
食べられるかの評価はわからない。トゲトゲしくてトクビレ(八角)の仲間は納得出来る。
 ナの魚 イカ類 タコ類 エビ類 カニ類 貝類 海藻類 その他 魚の寄生虫